めまい、ふらつき、メニエール症候群の原因も上部頸椎のズレです。

めまい、ふらつき、メニエール症候群の原因も上部頸椎のズレです。
椎骨脳底動脈と言う名前の血管があります。頸椎の骨の中を通過して脳に血流を送っている動脈の名前です。7つの頚椎の左右の横突起を、それぞれ1本の椎骨動脈が串刺しのようにして頭蓋底の大孔という大きな穴まで上向し、そこで左右の椎骨動脈が合体して脳底動脈となり脳幹部、小脳、大脳の後ろ寄りに血流を送っています。
脳幹部は生命の維持に重要な部位であり、小脳は身体のバランス、大脳の後ろは視覚に関連が深いところです。したがって、椎骨動脈の血流が悪くなると、意識が無くなる、バランスがとれない、頭痛やめまいがするなどの症状がでてきます。

全身の血液量の分布は、動脈に20%、毛細血管に5%、静脈に75%と言われています。(参考までに体循環と肺循環の血液量の比は、約3:1です。)

何故、血流が悪くなるかと言うと、高齢者においては動脈硬化もありますが、一般的には椎骨動脈が通っている頚椎が変形して動脈を圧迫してしまうことです。整体の世界ではこれを「上部頚椎のズレ」と呼んでいるのです。
何故、上部頚椎のズレかと言うと、頚椎のズレを引き起こすのは前回の図のように、肩甲挙筋と頸板状筋であり、いずれも上部頚椎が起始または停止となっているのです。

心臓から出た血液は首を通り脳や感覚器へと送られます。首には主に「椎骨動脈」と「頸動脈」があります。このうち耳と大きく関係するのが椎骨動脈です。椎骨動脈は、連なる頸椎が形成する骨のトンネル(横突孔)を経路としています。

首の後部から頭蓋内に入ると左右の椎骨動脈は一旦、合流して1本の脳底動脈と名前を変えます。この合流地点の直ぐ先に左右に分岐する迷路動脈があり、これら左右の血管を通り内耳(三半規管)に血液が到達します。また、椎骨動脈・脳底動脈から、前・後小脳動脈という小脳へとつながる動脈が伸びています。

椎骨動脈が頸椎に強く圧迫されると、内耳や小脳への血流が不足します。また、椎骨動脈の内空が動脈硬化により狭くなる場合も同様です。他に、後縦靭帯骨化症、ストレートネックなども血流を阻害する原因となります。

メニエール病などは内耳の浮腫みによるめまいと言われます。その通りなのですが、筋ポンプは血流が充分でなければ押し出せないので、結果としてリンパ液が溢れるのです。

肩甲挙筋の栄養血管は背側肩甲動脈、頸板状筋の栄養血管は頚横動脈と後頭動脈です。結論として、首、肩、背中の全体を緩めれば、めまい、ふらつき、メニエール症候群は完治するということです。

投稿者: rigakusuina-admin

上海推拿教育院認定 推拿整体技能士 日本心理学会認定 認定心理士 NPO法人 日本ホリスティック医学協会 会員 気功整体・癒しの空間 店主 古田島 正敏

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