坐骨神経痛&脊柱管狭窄による足のしびれの緩和法

 腰椎や仙骨から脚に伸びている太い神経を『坐骨神経』といいます。この『坐骨神経』が、なんらかの原因で圧迫され、神経の走行上に痛みやしびれがおこると『坐骨神経痛』と診断されます。原因は、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症・分離症、などにより、坐骨神経が圧迫されると脚に痛みやしびれがおこるとされていますが、はっきり原因がわからないケースもあります。20%位の少ない確率ですが、梨状筋症候群が原因の場合もあります。

 骨格筋は、間接~関節の両外側にまたがって付着していますので、ある筋肉が収縮すると骨格のバランスが崩れるので、起始側、停止側の隣接した筋肉が引っ張り返してバランスを保ちます。
一番多い例として、大腰筋の緊張は骨盤を前屈させますので、(所謂そり腰です)腸骨筋が姿勢を戻そうとして収縮し、その結果腸骨と仙腸関節に痛みが出ることが多いです。左図でわかるように、腰椎がくの字に曲がりますので、当然脊髄が黄色靭帯に寄って圧迫を受けることになります。
もちろん、緊張関係は隣の筋肉にも伝播しますので脚の裏側に伝わり、しびれや痛みをもたらします。脚の裏側にとどまらず踵まで達すると足底筋膜症となります。これは体重の重い人に多いです。
整体師ならだれでも知っていることですが、お医者さんは理解できない方が多いようです。実は痛み・痺れの9割は大腰筋を緩めることで消えます。そしてクライアント様が魔法にかけられたようにびっくりするのを見るのが、整体師にとって、至福の時でもあるのです。

なので、タイトルにあるしびれの緩和法は大腰筋および腸骨筋の緊張緩和が第一なのですが、それとともに、梨状筋、ハムストリングス、腓腹筋、ヒラメ筋を緩め、足首も緩めることが大切です。血管と神経のカップリングを理解していれば、どのような施術が効果的かはおのずと見えてきます。私の場合は加圧滾法と前腕推法を多用しています。

 

 

投稿者: rigakusuina-admin

上海推拿教育院認定 推拿整体技能士 日本心理学会認定 認定心理士 NPO法人 日本ホリスティック医学協会 会員 気功整体・癒しの空間 店主 古田島 正敏

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